「三丁目の夕日」は雑誌『ビッグコミックオリジナル』の昭和49年(1974年)9月20日号
から掲載が開始されました。平成26年(2014年)3月20日号で929話になっています。
40年もの長い間の連載ですから、作品スタイルも大きく変わっています。当初はそれま
で連載されていた「プロフェッショナル列伝」と同じく8ページで、目次の分類も「一流ナン
センス」でした。昭和50年(1975年)1月5日号の第8話「除夜の鐘」から「シリーズ読切」
に変わりました。なお、当初はタイトルに話数は付されていませんでした。(最後のページ
に話数が載っています。)
昭和50年(1975年)8月1日増刊号に異色編「三丁目のドラネコ」が掲載されました。
また、同年10月5日号の第26話「台風の夜」は特別増ページとなり19ページでした。
昭和51年(1976年)6月20日号の第43話「三丁目の七不思議」が10ページ、次号の
第44話「木写真館」が20ページと年間数回は増ページとなり、昭和52年(1977年)
9月5日号の第72話「カナカナ寺三代目」からは16ページが基本となり、8年ほどこの
ページ数が続きました。
その後は15ページ、14ページと少しずつ減ページとなり、平成4年(1992年)からは12
ページが基本となり現在に至っています。
『ビッグコミックオリジナル』は毎月5日号、20日号の発行で、年間24冊の発行となりま
す。平成25年(2013年)4月20日号から「三丁目の夕日」は毎月20日号の月1回の連
載となりました。「最近、年齢からくる体力の衰えのため、現在のペースを続けていくこと
が困難になってしまいました。」とのことです。
900話を超える連載の中でコミックス未収録作品が2作品あります。昭和54年(1979年)
10月5日号掲載の「風速40M」と平成2年11月5日号掲載の「霧の街角」です。
コミックスは『夕焼けの詩』に収録されており、現在まで62巻を数えています。
現在では『夕焼けの詩』の作品のほとんどは「三丁目の夕日」となっており、編集部では
特に区別はしていないようで、コンビニ版の『三丁目の夕日』には、小学館発行雑誌掲載
の作品も「三丁目の夕日」として収録されています。
「三丁目の夕日」第1000話を読む日を楽しみに待っています。
ついに「三丁目の夕日」連載1000回到達です。2020年2月20日号で連載1000回となりま
した。(2020.2.5)



コミックス一覧


コミックス収録作品

ビッグコミックス

ビッグコミックススペシャル(選集)


マイファーストビッグ

マイファーストビッグスペシャル

マイファーストビッグ 月イチ

決定版 マイファーストビッグ


特選 三丁目の夕日

映画化特別編

小学館文庫

ビッグコミックス・スペシャル(傑作集)


「三丁目の夕日」掲載誌